IT・ICT・IoTとは何か?

■IT・ICT・IoTを企業に導入する意味を含め、その意味を考えていきます。

・IT:インターネットなどの通信とコンピュータとを駆使する情報技術。

・ICT:「Information and Communication Technology」の略称で、「情報伝達技術」。ITとほぼ同義。
特にCommunicationという部分で双方向性が重要視されます。

・IoT:「Internet of Things」の略称。様々な「モノ」がインターネットとつながる仕組み及び技術。

 

■共通項は「インターネット」

インターネットとは?

世界中のコンピュータ同士が繋がり形成されたネットワーク。
「WWW」は「World Wide Web」の略で、世界中に広く張り巡らされた蜘蛛の巣に見立てています。
これは特別なモノではなく、車やファックス、電話等と同じ「道具」であり、持ち主が「目的を持って」「適切に」「運用」しないと役に立ちません。
つまり、人任せにして良いものでは無いということです。

例えば、車は使わなければ金と場所をとるだけのオブジェに過ぎません。
何のために…移動(配達・営業など)のために、技能を持った人(ドライバー)が、どこに向かって(右か、真っ直ぐか、左か)動かすのか、これがないと動かない(動かせない)ものです。
同様に電話も「相手と話すため」に「営業マン」が「お客様に対して」「電話をかける」ことをしないと、意図した相手と繋がる事ができません。
インターネットも同じで、WEBサイト(ホームページと呼ぶ人が多い)も、「誰に」「何のために」「どういった情報を」「どのように見て貰うか」が必要で、これはホームページ業者に丸投げしても、自社の強みや弱み、商品特性、相手の利益などが解っていないと、それを伝える事ができないのです。
つまり、それらの話無しで出来上がるWEBサイトは、単に商品は並ぶが、「誰に」「何のために」は無く、後は会社の住所などが入るだけで、「見た目は整っているが、機能しない」ものになります。
社内に担当をつけたとしても、その社員がそれらを理解していなければ、当然制作業者に伝わりません。
WEBサイトに限らず、SNSを始めインターネットを使った様々な道具があり、それらを使う前提として、会社のビジョン、理念、戦略、戦術があって始めて効果に繋がっていきます。

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